我が家ではもともと子どもの携帯をキッズケータイにしていたのですが、キッズケータイの2年縛りが終わったタイミングで格安スマホに乗り換えました。
現在は家族5人あわせて約6000円で運用しています。
でも、格安スマホって手続きとか難しそう
こんな人は意外と多いみたいです。
でも…
キッズケータイも安いですが、位置情報を見るときに料金がかかることもあります。
そのため、子ども用の携帯を安く持たせたいなら格安スマホは向いています。
この記事では、
・中古のiPhoneで格安SIMを使う方法
・実際の月額料金
・格安スマホの使い心地とデメリット
をご紹介します。
子どもにスマホを持たせるかどうかについては、以下の記事で我が家のルールを紹介しています。
中古のiPhoneで格安SIMを使う方法
初心者の方向けに詳しく解説します!
IIJmioではスマホとセットで契約することもできますが、より費用を安く抑えるために中古のiPhoneを用意しました。
- step1中古iPhoneを用意
- step2SIMカードを申し込み
- step3iPhoneにSIMを入れる
- step4IIJmioアプリでセッティング
以下で手順を詳しく解説します。
中古iPhoneを用意
中古のiPhoneはAmazonや楽天でも購入できます。
中古で買うときは「SIMフリー」または「ドコモで購入した」iPhoneを選んでください。au・ソフトバンクのiPhoneはSIMロック解除が必要です。
IIJmioでは中古のiPhoneとiPadの取り扱いも始まりました!
30日間無償保証あり、SIMとセットで購入するとかなりお得です。
SIMカードを申し込み
IIJmioの公式サイトからSIMカードを申し込みします。
SIMには3つのサイズがあります。
iPhone5以降、iPad 第5世代以降の機種では「nanoSIM」を選んでください。
iPhoneやiPadのSIMサイズについて詳しくはこちら(Apple公式サイト)
iPhoneにSIMを入れる
SIMの申し込みをしてしばらくすると、郵送でSIMカードが送られてきます。
iPhoneの横にある小さな穴に細いピンを入れると、SIMトレイが出てきます。
iPhoneの電源は切っておいてね
そこに、届いた新しいSIMカードを入れれば完了です。
IIJmioアプリでセッティング
IIJmioのアプリ「みおぽん」をダウンロードします。
IIJmioクーポンスイッチ
Internet Initiative Japan Inc.無料posted withアプリーチ
ログイン画面の下にある「設定」をタップ。
「構成プロファイルのインストール」をタップ。ダウンロードの許可を求められたら、「許可」をタップします。
ホーム画面に戻り、設定>一般>プロファイルをタップ。右上の「インストール」をタップします。
パスコードを入力し、もう一度右上の「インストール」をタップして完了です。
こうして見ると難しそうですが、画面のとおりにやれば大丈夫です。また、この設定が必要なのは最初の一度だけ。iPhoneの動作に影響を及ぼすこともないのでご安心を。
実際の月額料金
我が家の月々のスマホ料金は以下のとおり。一人分じゃなくて家族5人分の明細です。
だいたい月々の料金は家族5人で6000円ぐらい。
格安SIM料金(5人分)
基本料:2560円
音声通話機能付帯料:2100円
通話料:40円
ユニバーサルサービス料:9円
追加SIM利用料:800円(2枚分)
合計:5509円(税抜)
我が家が利用している「ファミリーシェアプラン」は、家族みんなで使っても基本料が変わらないというプラン。
家族分のSIM10枚まで追加しても基本料は2560円のまま。そして、みんなでギガ(データ量)を分け合えます。
料金の詳細
料金の明細を詳しく解説します!私と夫・子ども3人の計5人で使った場合です。
基本料:2560円
ファミリーシェアプランの基本料金です。家族みんなで使っても基本料は変わりません。
音声通話機能付帯料:2100円(一人700円)
電話番号を付与したい場合はこの「音声通話機能付帯料」が必要になります。ドコモやソフトバンク、auから番号そのままで引き継ぐことも可能です。
電話はLINE通話やスカイプしか使わないから電話番号は不要、という場合はこの料金はかかりません。
通話料:40円
家族内の連絡はほとんどLINEのみでおこなっていますが、たまに学校へ連絡したりなど音声通話を使います。IIJmioの通話料金は30秒10円です。
ユニバーサルサービス料:6円
格安スマホに限らず、すべての固定電話や携帯電話が1回線につき2円ずつ負担する費用です。3回線なので6円となっています。
追加SIM利用料:800円(2枚分)
下の子ふたりぶんのスマホに入っているSIM料金です。電話番号は入っていないので、LINEでのみ連絡をとります。
格安スマホの使い心地とデメリット
格安SIMを使ってみて分かったデメリットを紹介します。
キャリアのメールアドレスが使えない
「@docomo.co.jp」や「@softbank.jp」といった、携帯会社のメールアドレス(キャリアメール)は、格安SIMでは使えなくなります。
そのため、メールを使いたい場合はGmailやyahooなどの無料のメールアドレスを利用します。
ただし、私の場合はもともとキャリアメールではなくGmailをメインで使っていたので、困ることはありませんでした。Gmailは迷惑メールも自動で弾いてくれるので便利です。
Gmailやヤフーメールは、相手がガラケーの場合は迷惑メールとして弾かれてしまうこともあります。
ガラケーの人にメールをよく送る必要がある場合は、注意が必要です。
通話し放題のプランがない
現時点では、格安スマホで通話がし放題になるプランはありません。通話したらその時間分の通話料金が加算されます。
ただし、IIJmioでは「みおふぉんダイアル」というアプリが用意されていて、通話料金は30秒10円になります。
みおふぉんダイアルについて詳しくはこちら(公式サイト)
LINEのID検索が使えない
LINE自体は問題なく使えますが、ID検索をしてもらうことができません。
その理由は、格安SIMの会社ではID検索をしてもらうために必要な年齢認証ができないためです。
唯一LINEモバイルではID検索を使うことができるので、どうしてもID検索機能が必要ならLINEモバイルを使うしかありません。
QRコードを使って友達登録することが多いなら、ID検索できなくても大丈夫です!
自分で初期設定が必要
携帯会社では店員さんがすべて手続きしてくれますが、格安SIMではSIMの入れ替えや本体の設定などは基本的に自分でおこなわなければいけません。
どうしても自分ではムリ、ネットだけで契約するのは不安という人は、ワイモバイルやUQモバイルなら対面式の店舗があります。
今は調べれば情報がたくさんあるので、あまり困ることはないと思う…!
電波がすぐ圏外になる?
これ、よく言われますよね。
でも格安SIMはドコモなどの電波を使っているので、ドコモの「Xi®」(クロッシィ)エリアおよびFOMA®エリア、auの4G LTEエリアに対応しています。
都内勤務の夫も、つながりにくいさは感じないそうです。
「安い」以外のメリットも
安さ以外のメリットもたくさん!
料金プランがシンプル。2年縛りもなし
ドコモとかソフトバンクは料金プランがちょっと複雑ですよね。
格安SIMは、基本料金+音声通話付帯料+通話料金と、料金プランがとてもシンプルでわかりやすいです。
キャリアによくある「2年縛り」もありません。
契約した次の月には違約金なしで解約が可能です。(IIJmioの場合)
電話番号そのままで乗り換えもOK
格安SIMにして電話番号が変わったら困る…という心配もありますが、格安SIMはナンバーポータビリティに対応しているので、今の番号そのままで乗り換えることが可能です。
まとめ
今までドコモ、ソフトバンクと使ってきた私ですが、格安SIMでも変わりなくiPhoneが使えています。
通信費を少しでも節約したいなら、ぜひ格安SIMを検討してみてください。